心地よい気候の日も増え、少しずつ秋の気配が感じられ始めましたね。食欲の秋、運動の秋と秋には色々な事に忙しくなりますが、やはり「芸術の秋」は外せませんね。
板谷も11月以降は毎週のように演奏会の出演予定があり、いつも以上に練習に(追われて笑)熱が入っています。一般の方もご来場いただける演奏会がいくつかあるのですが、今日はその中からひとつをご紹介いたします。
【空と鳥のうた】
フルートの音色が鳥のように高く舞い上がる時、歌、ピアノ、打楽器が呼応するかの如く美しい風景を奏でる。それらの響きを一身に受けた少年が語り始める、空と鳥の物語。
11月8日(金) 午後の部15:30、夜の部19:00
ティアラこうとう小ホール
モスクワ音楽院へ留学され、ロシアとフィンランドの音楽に精通されたピアニスト小川至さん、と板谷が連弾で演奏する、フィンランドの現代作曲家ユハTコスキネンの「魂の鳥」は、現代のストレス社会に飲み込まれてしまったサラリーマンを、ピアノ連弾で生々しく描かれた情景に合わせて俳優の八戸雄太さんが演じます。
金子みすゞの、懐かしくもどこか寂しい詩に笹原絵美さんが見事に付曲された「もういいの」、佐原詩音さんがイマジネーション豊かに葛飾北斎の生き様を描いた「葛飾北斎、パリへ行く」といった、今年作曲されたばかりの曲にも、ソプラノの渕田嗣代さんと板谷で挑戦します。
全席自由で3,000円となります。昼の部と夜の部のご希望をお聞かせください。チケットはレッスン時にお渡し、または会場の受付で当日お渡しすることもできますので、お気軽に板谷までお知らせください。
みなさんの「芸術の秋」が実り多いものとなりますように。