みなさん、こんにちは♪ 川越のピアノ教室ぴぷらの講師、板谷です。夏の暑さも和らぐ日が増え、少しずつ秋の足音が聞こえて来そうですが、いかがお過ごしでしょうか🍁
さて、秋と言えば食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、と色々な楽しみがありますが、芸術も秋がハイシーズン♪秋に板谷が出演する演奏会のお知らせです。
今回は、世界で語り継がれてきたお話、歌や民謡を元に作られた音楽を集めた演奏会となっています。
伝承の調べが紡ぐ世界
2023年10月13日(金)
昼の部15:30、夜の部19:00開演
ティアラこうとう小ホール
全席自由3,500円
リスト作曲「3人のジプシー」、ドボルザーク作曲「ジプシーの歌」、佐原詩音作曲アイヌ民話(初演)より「パナンペとペナンぺ」「オキクルミの妹」を、ソプラノの渕田嗣代さんと演奏します。
一見、ハードルが高そうな曲目が並んでいますが、どれも現代人にも親しみや共感の持てる内容の歌曲となっています。特にドボルザークの「ジプシーの歌」の中にある有名な「母の教えたまいし歌」では、“幼い時に母が目に涙を浮かべながら歌ってくれたこの歌を、今こうして自分の子どもに歌っていると、母がそうであったように自然と涙が溢れてくる”という内容の歌を、実際にひとりの息子さんの母である渕田さんが、歌詞のひと言ひと言に共感されながら歌われていて、すでに練習の段階でジーンとしています。本番では笹原絵美さんがこの演奏会のために書き下ろした編曲で、白井麻友さんのヴァイオリンとの3人のアンサンブルでお届けします🎻
また、アイヌの民話を元に佐原詩音さんがこの演奏会のために書き下ろした「パナンペとペナンぺ」は、“日本昔ばなし”に出て来そうな、ユーモアあふれるストーリーです。海辺のトドに「首にシラミが付いてるから取ってあげるよ」と言って近づき、そのトドを見事に仕留めて暮らしが豊かになったパナンペ。そんなパナンペを羨んで、同じようにトドのシラミを取るふりをしてトドを仕留めようとしたペナンぺ。が、ほんの些細な過ちからとんでもない結末に…。
その他にも、バルトークのルーマニア民族舞曲、イギリスで古くから語り継がれたマザーグースなど、それぞれの国で“伝承”されてきた文化が、子どもから大人まで楽しめる音楽に乗って鮮やかに再現されていきます。
チケットをご希望の方は、昼の部と夜の部のご希望と共に、お問合せよりお知らせください。当日の受付での受け渡しも可能です。
みなさんのご来場を、心よりお待ち申し上げております😉